メタシルとは
サンスターというメーカーが2022年に発売したmetacil(メタシル)」は、芯が黒鉛を含んだ特殊合金で作られている金属製の新しい筆記具です。
16キロの筆記が可能と言われており、芯を削らずに使い続けることができます。
仕組み

芯は黒鉛を含んだ特殊合金が使われており、筆記時に黒鉛と合金の粒子が摩擦によって紙に付着することで筆記することができるそうです。
濃さは2H鉛筆相当で、紙の種類により濃さが変わります。
2Hは流石に薄く、普段使っている鉛筆やシャープペンと比べると見にくさを感じました。
カラーバリエーション

全体的に落ち着いたマットな質感で大人の鉛筆というイメージを持ちました。
ブラックやブルーは人気のようで僕の行ったお店では売り切れていたので欲しい方はお早めに!
人気なので新色や限定色も出てくれると嬉しいですね。
徹底レビュー
書きやすさ
50点
14gという鉛筆としては重く、シャープペンとしては軽い重量押しており、低重心ではないですがスラスラと書くことができます。
可もなく不可もなく、と言った感じでした。
耐久性
90点
芯まで全てがフルメタルボディーで単純な仕組みなので壊れることはないとい思います。
ですがボディーは擦り傷などが残りやすそうだと感じました。
握りやすさ
70点
六角形の細軸となっており、小学生の頃を思い出す握り心地でした。
ツルッとしたボディーなので手汗などで滑ることはありそうです。
デザイン
100点
「大人でも欲しくなる鉛筆」を目標に作られたメタシルですが、鉛筆をイメージさせる形状でここまで大人っぽくデザインしたのは凄いと思います。
これ以上ないデザインだと思います。
コストパフォーマンス
30点
メタシルは定価990円(税込)で発売されています。
鉛筆だと削ることができるので約100円で50キロの筆記が可能ですが、メタシルは削ることができないので16キロの筆記が限界ですし、シャーペンと比べても、芯を交換することができないので、コストパフォーマンスとしてはあまりよくなと思います。
削らず、ノックもせず、サッとかけるのがメタシルのいいところですね。
どんな用途がおすすめ?

暗記するときは色が濃いシャー芯を使った方が頭に定着しやすいという研究データもあるので、勉強には不向きだと思います。
色が薄く簡単に消せるので絵の下書きや、サッとメモを取る時におすすめです。
カラーバリエーションや値段から学生というよりは社会人をターゲットにした商品だと感じました。
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